日本では、社会を思想的に把握しようとする人にありがちなこととして、歳を取るほど話のスケールが大きくなって、人類全体、人類史全体を対象にするような「大きな物語」を描こうとするというのがある。そのこと自体は、ヨーロッパ流の、 [...]
ネットの流行はサイクルが早くて、ある時期に盛んに論じられていたことがひとたび沈静化してしまうと、とたんに何が論じられていたのかまでも忘れられてしまうことが多い。そして時間がたち、いくつかのテクノロジーが更新され、人が入れ [...]
一年前の一年後の今朝、街は驚くほどに普通で、リーマンだらけになった駅前からは出勤中の人々が足早に歩き、大型車が中央通りを飛ばす。裏道のパーツ屋は品出しを始め、まだシャッターを下ろしている店の中でも、きっと昨夜のうちに受注 [...]
引っ越してからというもの、とにかく10数年ぶりに家電品の買い換えをしたものだから、どれを触っても浦島太郎状態が続いている。マニュアルは分厚いし、色々と勝手も違う。特にオーディオ・ビジュアル環境はもうどうしたものやらって感 [...]
毎年のことだけれど、採点というのは骨が折れる作業だ。僕の場合、大教室の講義が多いうえに、それほど機械的に採点できるような問題は出さないので、数百枚の答案にざっと目を通し、全体の傾向と水準を把握してから個別に採点、なんてこ [...]