雑記

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雑記20190304-03

ちょっと箸休め的に『無人化と労働の未来』を読む。前の投稿から約1時間だから、ほんとにさらっと読める本。 内容は、タイトルとはややズレている。本書の前半は、ドイツの農業現場における自動化テクノロジーの導入であり、最近注目の自動運転やサービス分...
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雑記20190304-02

2冊目に手にとったのは、ジグムント・バウマンの遺作となった『退行の時代を生きる――人びとはなぜレトロピアに魅せられるのか』。バウマンの著作にはいつも独特の癖があり、またそれゆえに読解の難しいものであるのだけど、今作も非常に頭を使う本だった。...
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雑記20190304-01

インプットの日ということで、まずは話題書『FACTFULLNESS』を読む。事前に聞いていた評判のせいかもしれないけれど、予想通りに問題の多い本だった。 著者は、医師であり公衆衛生の専門家。データに基づくと世界の生活環境の多くが改善されてい...
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「傷ついた人たち」を受容すること

昨年末に書いた「『傷ついた人たち』の自己受容」というエントリは、昨年後半あたり、自分にとっての考察のモチーフでもあり、また現に起きていることを表現した話でもあった。自分は傷つけられた、傷を負ったと主張するに足る存在であることを他者に受容され...
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雑記20190212

今日読んでいたのは、上田岳弘『ニムロッド』。芥川賞受賞作品として話題になったけど、内容は割と抽象的だ。ウェブサイトなどに掲載されたあらすじも、作品の内容説明としてはずいぶん的はずれなもののようにも思える。確かにビットコインを採掘する男も、外...