雑記

雑記20190304-01

インプットの日ということで、まずは話題書『FACTFULLNESS』を読む。事前に聞いていた評判のせいかもしれないけれど、予想通りに問題の多い本だった。 著者は、医師であり公衆衛生の専門家。データに基づくと世界の生活環境の多くが改善されてい...
雑記

「傷ついた人たち」を受容すること

昨年末に書いた「『傷ついた人たち』の自己受容」というエントリは、昨年後半あたり、自分にとっての考察のモチーフでもあり、また現に起きていることを表現した話でもあった。自分は傷つけられた、傷を負ったと主張するに足る存在であることを他者に受容され...
雑記

雑記20190212

今日読んでいたのは、上田岳弘『ニムロッド』。芥川賞受賞作品として話題になったけど、内容は割と抽象的だ。ウェブサイトなどに掲載されたあらすじも、作品の内容説明としてはずいぶん的はずれなもののようにも思える。確かにビットコインを採掘する男も、外...
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雑記20190211

森絵都『みかづき』を読了。Kindle Paperwhiteを買ってからというもの、昨年末から続いている文芸ブームに火がついたか、とりあえずこの数年で話題になった作品を片っ端から試し読みして、気に入った作品を通勤中に読んでいる。本作は学習塾...
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雑記20190207

今日は、辻村深月『かがみの孤城』を読了。ある程度筋書きの読めるところはあったものの、そして胸が苦しくなるような場面もたくさんあったけれど、最後はぐっと泣けるような、平凡な言い方をすると「いい話」だった。 たぶん泣けてしまったのは、それが「学...