プラットフォームとしてのレシピ

最近、iPadのレシピアプリに興味があって、色々と眺めているのだけど、もともと競争の激しい分野だけあって、見ているだけで面白い。とりあえず日常的に使っているものだけご紹介。

日本一のレシピ検索!レシピサーチ
Googleのレシピ検索を表示するだけっちゃそれだけなのだけど、画像付きでさくっと表示できると、あれこれと悩まずに料理が選べるところが気に入ってる。

ぐるなびレシピ
こちらはレシピというか、提携店舗のレシピ紹介が主体のレシピ。モデルさんを使って動画で調理しているところが見られるなど凝った作り。

3分クッキング
キューピー3分クッキングといえば老舗も老舗という感じですが、アプリの方はシックな感じのデザインで、毎日のお献立のヒントにというつくり。

ネスレレシピ for iPad
なんといっても便利なのは音声ナビ。調理中は文字通り手が離せないので、調理の進行に合わせて音声で操作できるのはとっても助かる。まあ油はねするようなところにタブレット置けませんけど。

体脂肪計タニタの社員食堂
人気本のアプリ化ということで、基本的には書籍の内容を電子化したもの。特にひねりはない。

e食材辞典 for iPad
第一三共のウェブサービスのアプリ化。旬の食材から検索できたり写真がコントラスト鮮やかだったりで気に入ってる。

こういったレシピを見ていると、そもそもクックパッドなどウェブでたくさんレシピが検索できる時代に、レシピだけを商品価値にこの分野に殴りこむのはものすごく難しい一方で、食品や健康に関わる会社が自社のブランディングの一環としてレシピに取り組んでいる例が多いことに気づく。あるいはぐるなびのように、自社のパートナーとのシナジーを狙ったものとか。

要するにこういう企業にとって、レシピというのはあくまでプラットフォームであって、その上に自社のどんな価値を乗せるかというのが問われているのだと思う。これ実は電子書籍とかその辺でも言えることで、音楽にせよ書籍にせよ、もとのコンテンツの価値をどうオンライン展開するか、いや時代はソーシャルなんだからコンテンツなんてコミュニケーションのネタでしかないんだとかそういう議論になりがちなんだけど、コンテンツの「形」をプラットフォームとして考え、そこに付加価値を乗せるって考えれば、別にソーシャル絡めなくても電子化する展開の仕方ってあるんじゃないかという気がしたのだった。

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