works

下記はこれまでの仕事のリストの一部です。インタビュー記事や対談、新聞・雑誌などへの短文の寄稿、一般向け講演などは原則として掲載していません。

論文

  • (単著)「情報技術と現代の時間感覚――強要される時間の自己管理」(朝日新聞社『Journalism』2019年8月号、P4-11、2019年)
  • (単著) (査読付き)「ソーシャルメディアとオーセンティシティの構築――「インスタ映え」の観光社会学的考察」(観光学術学会『観光学評論』7巻1号、P3-12、2019年)
  • (単著)「ウェブ時代のセルフ・デザイン論――〈ほんもの〉の自己をめぐって」(二松學舍大学『人文論叢』第101輯、P1-22、2018年)
  • (単著)「教育と情報通信技術は相容れないのか -教育の情報化と〈ヴァーチャル〉なもの-」(NHK放送文化研究所『放送メディア研究』12号、P215-232、2015年)
  • (単著)「ソーシャルメディアは広告の敵か?」(日本経済新聞社『日経広告研究所報』第46巻2号、P18-25、2012年)
  • (単著)「テーマ化される消費都市」(『思想地図β vol.1』コンテクチュアズ、P128-141、2010年)
  • (単著)「設計される意欲 自発性を引き出すアーキテクチャ」(東浩紀・北田暁大編『思想地図Vol.3』NHK出版、P110-135、2009年)
  • (単著)(査読付き)「社会学理論における再帰的近代化と情報化の意義」(情報社会学会『情報社会学会誌』Vol.3 No.2 、P117-126、2009年)
  • (共著)辻大介・鈴木謙介「ケータイは“反社会的存在”か?――断片化する関係性」(NTT出版『InterCommunication』15(1)、P64-69、全体を共同執筆、2006年)
  • (単著)『情報-文化の見取り図――モダニティにおける自我・ネットワーク・秩序』(NTT出版『InterCommunication』15(1)、P70-79、2006年)
  • (単著)(査読付き)「監視批判はなぜ困難か 再帰的近代におけるリスク処理の形式としての監視」(『社会学評論』第55巻4号、P499-512、2005年)
  • (単著)(査読付き)「政治理論に対するグローバリゼーションの二局面 90年代以降の政治理論に内在する困難とその要因の構造」(『ソシオロゴス』27号、P17-31、2003年)
  • (単著)「アンソニー・ギデンズのactive概念と市民社会」(東京都立大学社会学研究会『社会学論考』第22号、P37-58、2001年)
  • 【修士論文】「社会民主主義における共同体概念の問題性-現代イギリスにおける社会構想を中心に-」2001年3月、法政大学社会科学研究科修士学位論文

項目執筆

  • 「インスタ映えスポット」(須藤廣、遠藤英樹、高岡文章、松本健太郎編著『よくわかる観光コミュニケーション論』ミネルヴァ書房、2022年、P118-119)
  • 「多孔化」(須藤廣、遠藤英樹、高岡文章、松本健太郎編著『よくわかる観光コミュニケーション論』ミネルヴァ書房、2022年、P156-157)
  • 「多孔化する都市空間」(『都市科学事典』春風社、2021年、P668-669)
  • 「再帰性(近代の)」(『現代社会学事典』弘文堂、2012年、P473)
  • ネット言論(インターネットの民主主義)(『現代社会学事典』弘文堂、2012年、P1002)
  • ネット社会(『現代社会学事典』弘文堂、2012年、P1003-1004)
  • ブログ(『現代社会学事典』弘文堂、2012年、P1121-1122)

書評

  • 轡田竜蔵『地方暮らしの若者と幸福』(『社会学評論』68(4)、P591-593、2018年)
  • 吉川徹『現代日本の「社会の心」』(『理論と方法』30(1)、P147-148、2015年)
  • 古市憲寿『希望難民ご一行様――ピースボートと「承認の共同体」幻想』書評(『社会学評論』62(2)、P253-254、2011年)

報告書

  • (単著)「シェアリングエコノミーがもたらす不安―「社会的ギャップ」の拡大への対処を」(NIRA研究報告書「近代の成熟と新文明の出現 人類文明と人工知能II」NIRA総合開発研究機構、P23-36、2018年)
  • (共著、全文を執筆)鈴木謙介、高原基彰、柴田悠、富永京子「『食とグローバル化の社会学――ポスト”マクドナルド化”のフードスケープ』開催報告」関西学院大学先端社会研究所、P1-5、2015年)

著書等出版物

単著

  • 『誰もが時間を買っている――「お金」と「価値」と「満足」の社会経済学』セブン&アイ出版、2019年、141P
  • 『未来を生きるスキル』角川新書、2019年、233P
  • 『ウェブ社会のゆくえ――〈多孔化〉した現実のなかで』NHK出版、2013年、251P
  • 『SQ――“かかわり”の知能指数』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011年、254P
  • 『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』筑摩書房、2008年、238P
  • 『ウェブ社会の思想――〈遍在する私〉をどう生きるか』NHK出版、2007年、265P
  • 『〈反転〉するグローバリゼーション』NTT出版、2007年、256P
  • 『カーニヴァル化する社会』講談社、2005年、174P
  • 『暴走するインターネット――ネット社会に何が起きているか』イーストプレス、2002年、237P

共著

  • 鈴木謙介・藤岡達磨編著『グローバリゼーションとモビリティ――流動化する社会を生きる人びとの社会学』関西学院大学出版会、2022年(序章、2章、5章を担当)
  • 芹沢一也・絓秀実・橋本努・鈴木謙介・荻上チキ著『革命待望! 1968年がくれる未来』ぽぷら社、2009年(全体を共同執筆)
  • 鈴木謙介・電通消費者研究センター『わたしたち消費――カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス』幻冬舎新書、2007年(P3-P148を担当)

分担執筆

  • 「ネットの影響は強力なのか――社会学の観点からの理論的検討」(辻大介編『ネット社会と民主主義――「分断」問題をデータから検証する」有斐閣、P9-28、2021年、第38回電気通信普及財団賞(テレコム人文学・社会科学賞)奨励賞)
  • 「「インスタ映え」消費の背景――テレビ化するスマホ」(小西卓三、松本健太郎編『メディアとメッセージ――社会の中のコミュニケーション』ナカニシヤ出版、P21〜32、2021年)
  • 「EU一般データ保護規則に見る規範パワーとその社会学的検討」(市川顕、髙林喜久生編著『EUの規範とパワー』中央経済社、P1〜19、2021年)
  • 「オンライン・ツーリズムと観光体験」(山田義裕、岡本亮輔編『いま私たちをつなぐもの 拡張現実時代の観光とメディア』弘文堂、P22-40、2021年)
  • 「グローバリゼーション」(盛山和夫編『社会学入門』ミネルヴァ書房、P307-322、2017年)
  • 「現代の情報環境と広告のゆくえ」(水野由多加・妹尾俊之・伊吹勇亮編『広告コミュニケーション研究ハンドブック』有斐閣、P347-364、2015年)
  • 「「災後」における社会の意味―空間の多孔化に抗して」(公文俊平・大橋正和編『情報社会のソーシャルデザイン 情報社会学概論II』NTT出版、P103-126、2014年)
  • “Why do people become addicted to mobile phones?: the sociology of email communication”, Minaminda Katsuya and Tsuji Izumi ed., Pop Culture and the Everyday in Japan : Sociological Perspectives, Trans Pacific Pr., 2012, P83-104(下記、『文化社会学の視座』の英訳)
  • 「若者のアイデンティティ」(小谷敏・土井隆義・芳賀学・浅野智彦編『〈若者の現在〉 文化』日本図書センター、P107-137、2012年)
  • 「メディア・リテラシーの政治的意味――「偏った情報」とどう付き合うか?」(荻上チキ・飯田泰之・鈴木謙介『ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために』NHK出版、P141-188、2010年)
  • 「日本ならではの『再帰的不安』を乗り越えて」(芹沢一也・荻上チキ・飯田泰之・鈴木謙介・橋本努・本田由紀・吉田徹『日本を変える「知」』光文社、P228-280、2009年)
  • 「ジャーナリズムの社会的意義と新しいメディア」(浜田純一・田島泰彦・桂敬一編『新聞学』日本評論社、P128-139、2009年)
  • 「なぜケータイにはまるのか メールコミュニケーションの社会学」(南田勝也・辻泉編『文化社会学の視座――のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化』ミネルヴァ書房、P106-127、2008年)
  • 「ジェンダーフリー・バッシングは疑似問題である」(双風舎編集部編『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』双風舎、P121-136、2006年)
  • 「〈情報〉が地域をつくる メディアが拓くコミュニティの可能性」(丸田一・国領二郎・公文俊平編著『地域情報化 認識と設計』NTT出版、P88-108、2006年)
  • 「その先のインターネット社会 アーキテクチャを支える思想へ」(宮台真司・鈴木弘輝編著『21世紀の現実(リアリティ)――社会学の挑戦』ミネルヴァ書房、P210-232、2004年)

その他

  • 「巻頭インタヴュー 多孔化からみるポケモンGO」(神田孝治、遠藤英樹、松本健太郎編『ポケモンGOからの問い――拡張される世界のリアリティ』新曜社、2018年、P15-26)
  • 「鈴木謙介 先生に「パブリック社会学の役割」を聞く!」(古市憲寿『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』光文社新書、2016年、P182-P206)
  • 「「炎上」が起きるしくみと子どもの世界」(『児童心理』69(1)、2015年)
  • 「ケータイ依存は“病気”か?」(『こころの科学』2014年5月号 P42-45、2014年)
  • 「ソーシャル時代の「孤独なお茶の間」――期待されるリアルな対話の場」(『月刊民放』44(5)、2014年)
  • 「分断された時代をどう生きるか」(『第三文明』647号、2013年)
  • 「ウェブは”空間”を資源化する ソーシャル時代の情報空間論」(『IT批評』3号 P34-44、2013年)
  • 「ソーシャルメディアを論じる前に」(『IT批評』2号 P8-19、2011年)
  • 「未来のための資本主義社会――善意だけでは救われない人びとのために」(『週刊朝日』116(11)、2011年)
  • 「都市のコミュニティ、ネットのつながり――「絆」のかたち」(『熱風』9(3)、2011年)
  • 「若者たちの「無縁」を救う二段構えの取り組み(『第三文明』615号、2011年)
  • 「情報社会の倫理と資本主義の精神」(東浩紀・濱野智史編『ised 情報社会の倫理と設計[設計篇]』河出書房新社、2010年、p22-40)
  • 「ソーシャルメディアは「お友達ツール」の壁を超えるか」(『宣伝会議』788号、2010年)
  • 「平成生まれ世代の社会環境」(『看護』62(3)、2010)
  • 「見る者と見られる者――秋葉原事件と“モテる”議論」(『論座』160号、2008年)
  • 「近未来の社会変動と情報産業――2030年の日本」(『情報通信ジャーナル』26(5)、2008年)
  • 「「ロスト」が抱く「ポスト」への羨望――若年世代の意識分断」(『論座』154号、2008年)
  • 「ネット犯罪から身を守る―「自己責任」から「社会で対応」へ」(『第三文明』575号、2007年)
  • 「「愛国心」を語るなら市民的義務も語らなければ」(『理戦』88号、2007年)
  • 「ウェブが創作活動を促すのか?」(『季刊政策・経営研究』1(1)、2007年)
  • 「ケータイが浸食するインターネット――異なる文化の邂逅によって生じるトラブルへの対処を」(『情報通信ジャーナル』24(12)、2006年)
  • 「マスコミへの反感に支えられるネット世論――必要なのは「統制された言論」か?」(『生活経済政策』534号、2006年)
  • 「グーグルの『数学的民主主義』を超えて」(『理戦』85号 P44-57、2006年)
  • 「グローバルな情報社会はローカルなコミュニティを再生するか」(『Mobile Society Review 未来心理』6号 P65-71)
  • 「個人生活の危機と社会的安全」(『智場』106号、2006年)
  • 「責任を回避するネットの〈立ち位置遊び〉」(『論座』2005年10月号、P230-237、2005年)
  • 「若者は右傾化しているか 左派の歪んだ写し姿」(『世界』2005年7月号、岩波書店 P154-162、2005年)

講演口頭発表等

  • (招待講演)「社会学における『若者研究』の系譜」 2022.12 日本青年心理学会第30回大会シンポジウム
  • 「ネットの影響によって生み出される〈極性化〉現象についての仮説の整理ーー政治・社会意識と情報行動に関する共同実証研究(1)」2019.10 日本社会学会第92回大会
  • (招待講演)「ソーシャルメディアとオーセンティシティの構築」2018.7 観光学術学会第7回大会
  • (招待講演)「ウェブ時代のセルフ・デザイン論 ―SNS、インスタ映え、意識高い系」2017.12 二松学舎人文学会第116回大会
  • 「欧州のラーメンから見る食とグローバル化」2017.11 第90回日本社会学会大会
  • (招待講演)「ウェブ時代のコミュニケーション ―〈多孔化〉した社会の中で」2017.06 第47回日本コミュニケーション学会年次大会
  • 「食によって社会意識を表すことは可能か」2015.11 第88回日本社会学会大会
  • 「ソーシャルメディアと“発信させられる”こと――メディア・リテラシーへの注意」 2015.09 日本教育メディア学会ワークショップ
  • ワークショップ「『音楽の力』とは何か? ミュージッキングを再考する」 2013.12 第25回ポピュラー音楽学会年次大会
  • 「ソーシャルメディアと社会運動 ―ポジティブな帰結、ネガティブな帰結」2012.11第85回日本社会学会大会日韓ジョイントパネル「ソーシャルメディアは社会を変えるか?」
  • 「消費者の『自律』と『従属』」2012.11 第85回日本社会学会大会
  • (招待講演)「『スケープゴート』の不思議 ―なぜ選ばれるのか」2012.10 第11回多文化関係学会年次大会
  • (招待講演)「平準化される個人 ―消費社会による分断を超えて」2012.6 第60回関東社会学会大会テーマ部会「リスク・個人化・社会不安(社会理論・社会構想)」
  • 「社会学理論における再帰的近代化と情報化の意義」2009.1 情報社会学会シンポジウム「「多様な情報社会」をどう捉えるか」
  • 「閉じられるインターネットと若者の親密圏」2006.6 第54回関東社会学会大会テーマ部会「若者のコミュニケーションの現在」
  • (共同報告)和田伸一郎、原田曜平、鈴木謙介「インターネット上の誹謗中傷について ―「懲罰社会」についての一考察」2006.5 関西社会学会
  • 「想像される境界線 ―グローバルな情報社会とアナーキズム」2005.10 第78回日本社会学会大会
  • 「民間における「監視」の効果 ―企業内における「メール解析」を事例として」2004.6第52回関東社会学会大会
  • 「リベラリズムとアナーキズム ―所有権を巡って」2004.11 第77回日本社会学会大会

担当経験のある科目

  • 卒業論文、修士論文、研究演習、グローバリゼーション論、情報社会論、社会学理論講義(関西学院大学、2009年-)
  • 現代カルチャー入門(デジタルハリウッド大学、2007-2008年)
  • 青少年とメディア(早稲田大学、2008年)
  • 情報コンテンツ特殊講義(専修大学、2008年)
  • 学習・構想学実験研究(青山学院大学大学院、2008年)
  • メディア社会論(明治学院大学、2006-2007年)
  • 社会学特殊講義(首都大学東京、2005年)

競争的資金等の研究課題

  • 文部科学省 科学研究費 基盤B「情報環境の構造転換にともなう世論の〈極性化〉―― その実態とプロセスの解明」(連携研究者) 研究代表者:辻大介 2018-2020年度 1690万円
  • 文部科学省 科学研究費 研究活動スタート支援 「インターネットが個人の社会認知に及ぼす影響についての実証研究」 研究代表者:鈴木謙介 2009-2010年度 200万円

その他研究プロジェクト

  • 関西学院大学産業研究所「EUの規範パワーの持続可能性に関する実証研究」研究員 (研究代表者:市川顕) 2017-2019年度
  • 関西学院大学先端社会研究所「グローバル化とモビリティ」研究班 研究代表者 2018-2021年度
  • 関西学院大学先端社会研究所「食とグローバル化」研究班 研究代表者 2016-2017年度
  • NIRA総合研究開発機構「情報化の挑戦を受ける日本に関する研究II」メンバー(研究代表者:公文俊平) 2015-2016年度
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