最近、トークイベントなどが続き、ブログにもまじめな話ばかり書きすぎていて脳みそがオーバーヒートしかけてます。もともと頭がいいわけでも難しいことを考えるのが好きなわけでもないので、無理するとすぐ吹き出物になって返ってきます。というわけで、そろそろ今年も終わりに近づいたので、自分的なまとめの意味も含めて、今年プレイしたゲームと簡単な感想を。楽しめなくてほとんどプレイしなかったものとか、未開封の積みゲーは割愛しました。
PCゲーム編
感想はこちら。山と湖に囲まれた田舎町を舞台に、ひとりの転校生と、彼を取り巻く仲間たちのささやかな日常と、その終わりを描いた作品。舞台設定もキャラクターもすごくじんわりときたのだけれど、シナリオやゲームとしての完成度がいまいちだったのが残念。
感想はこちら。大都会「柳木原」を舞台に、3人の「主人公」を軸にしてマルチ展開するストーリーが、最終的にひとつの物語へと折り重なっていく。それぞれの主人公の生き方も、関わる人々の様相も異なっているのだが、どこか「こんな人いそう」と思わせる設定にとても好感を持った。
感想はこちら。死を宣告された主人公が、手芸部を中心とした仲間たちの輪の中で余生を見つめる作品・・・なのだけれど、実際には彼と関わるヒロインたちの目線からも主人公が描かれていて、その視点の切り替えはよく作られていたんじゃないかと思う。
Key作品はどうにも合わないなあ、とあらためて思った作品。いやたぶんこれまでプレイしてきた中では一番楽しかったけど、これだけのことを表現するのにここまでのボリュームが必要なのかどうかが分からなかった。きっと好きな人にはそれでいいのだと、思う、うん。
「鬼の力」によって命を救われた主人公と、彼を取り巻くヒロインたちの物語。ヒロインが全員ヤンデレとか言われてた割には別にそんなこともなかった。また前半のぬるい展開と、後半からの唐突な鬱展開は、ちょっとバランスを欠いていたんじゃないかと思う。
寮母さんでもある年上の先生と、クールビューティーだけど不器用な同級生の間で揺れる主人公を描いたラブコメ。というかもうまんま高橋るーみっく・わーるど。王道って素敵だな楽しいな、と。捨てずに持っててよかった予約券!
現在プレイ中。まだなんとも。
同じく現在プレイ中。続編であるDive 2は本日発売です。
PSP編
昨年のFCに続いてようやくプレイ開始。いま終盤くらいなのだけれど、FCよりも泣き所が多かった気がする。というか僕は「感情が欠落していると自己認知している主人公が人間としての感情を手に入れる」とかいうストーリーが好きすぎる、ほんとうに。
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めずらしくアクションもの。ミッション辺りの時間が短いので、わりとさくっとクリアできて楽しめた。むろん僕の目は、主人公のパートナーであるヴィヴィアンに釘付けになっていました。だってキャストが人の心を手に入れるんだよ?というか僕は「感情が(以下略
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こちらもアクション、なのかも。特に興味はなかったのだけど、プレイしてみて、ああこりゃ確かに中学男子キラーだわ、と納得。ゲーム内に存在する巨大なデータ群を、仲間とのコミュニケーションによって崩す。このふたつが揃っていることが大事なのだろうな。
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批評界隈で話題になっていた頃にはプレイしていなかったので、PSP移植版をプレイ。後追いだったせいかもしれないけれど、正直、少し頭でっかちな感じがしてそこまで入り込めなかった。二人の主人公に感情移入できなかったのも大きいかも。
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こちらも旧作の移植版。決して悪い作品ではないと思うのだけど、感情移入できそうなヒロインが一人もいなくて途中で投げ出してしまった。寒い冬の雨の日とかに鬱々としながらプレイすると意外にど真ん中にはまったりするのかもしれないと思い保留中。
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たぶん今年プレイしたPSPゲームの中では一番楽しめた。こういうスピンオフものってどうしても馴染めないのだけれど、原作との相性が良かったのだろう。特にみのりんルートの告白シーンと、何より亜美ちゃんですよ亜美ちゃん。あとエンディングテーマがなにげによかった。
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ダウンロード版。画面解像度の問題もあって、「見づらい」というPS2版の欠点がさらに増幅されるという事態に。なんでこれリリースしたんだろう・・・
Nintendo DS編
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もう何も言うことはありません。感想はこちら。
Playstation2編
本年のNo.1。ダントツで最高に面白かった。なにより舞台設定が素晴らしい。寂れた地元商店街と大型ショッピングセンターの対立。しかし子どもの世界では、そのふたつはクラスメートの実家としてつながっているのだ。えぶりでい!やんぐらいふ!じゅ・ね・す!
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去年から荻上チキに借りっぱなしだった積みゲー。せっかくハルヒの舞台まで転任したのだからとプレイしたら、わりとロジカルにできていて面白かった。もちろんループものなので、キャラクターが好きとかじゃないと楽しめないだろうけど・・・
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すみません今年も積みました。むろんアマガミも未プレイです。
Playstation3編
【CEROレーティング「Z」】
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去年、お仕事で宇多丸さんにお会いしたときに勧められて、引っ越しを機にPS3を購入したので早速プレイ。といいつつ積んでます。でも下の作品と比較でいつか論じてみたい。
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日本とアメリカで、似たようなゲームを作ってもテーマ性や街の描き方は全然違うわけで、じゃあどう具体的に違うの、というと、こういうことだよね、と思った作品。まだ中盤。
全体的に、据え置き型は休みの時にしかプレイできず、PS2の方から崩していったらPS3のゲームがほとんど進められなかった(そういえば塊魂もちょっとプレイしただけだ)。そして今年の12月にはFinal Fantasy XIIIという大物が控えているわけですが、さてどうなることやら。