雑記

わかることは、変わること

何年かに一度、なにかの巡り合わせで、ほんとうに恵まれたなあ、よく働いたなあと思うような年がある。2019年は、確か10年ぶりくらいに、年に2冊の本を出版することができたし、学会報告もしたし、研究所の所長としての職責も果たした。至らないところ...
雑記

2019年に聴いていた音楽を振り返る

毎年恒例にしている、年末の音楽振り返りエントリ。この数年のライブ中心の環境から、どちらかというとサブスクリプションに依存する形で、今年は本当に幅広く音楽を聴いた。それだけでなく、エンターテイメントというものが求められる環境の変化や、自分の感...
新刊

新刊案内『誰もが時間を買っている』

12月2日から、新刊『誰もが時間を買っている』が発売になります。 教育という仕事に携わるようになってから初めての、ゼミでの研究を書籍化した本になります。社会学的な考察や来たるべき社会の理念というよりは、直近のビジネストレンドにフォーカスした...
雑記

消費社会と親密性

ものごとを固定的に捉えるのではなく、流動的で、変化するものと捉えるのが社会学の特徴だと思うけれど、その中でもジンメルの考え方はとても独特だ。「橋と扉」といったモチーフに見られるように、区別されたものが同時につながるとか、つながっているのに一...
雑記

これから起きる9つのトレンド

Photo byPriscilla Du PreezonUnsplash 未来を予測するのは困難なことだ。だが人生は未来にしか続いていかず、改善は未来においてしかなし得ない。そのため僕たちは、手元の限られた材料から未来を予測し、そこから逆算...